CFCL IT統合プロジェクト

AI改善 着手候補 全件 — 施策 → 課題 → 業務 トレーサビリティ

対象: アラジン刷新を待たずAI単独で着手できる改善(Top5+追加17件=計22件)出典: 現行業務一覧(As-Is) / 新機能一覧(To-Be) / 統合版v0.4版: v0.1(設計書ベース・概算)
各施策が「どの現行業務」の「どの課題(I-x)」から出ているかを1本の線で辿れるようにした表です。上から順に、施策 → その施策が解く課題 → その課題が発生している現行業務、と下るほど根に近づきます。No.1〜5は先に整理した着手Top5と同一内容、No.6以降はそれ以外のAI単独着手候補です(No.6以降は優先順位ではなく列挙)。
着手施策 課題(As-Is / I-x) 現行業務 I-x = 現行業務一覧で定義したAs-Is課題の番号(I-1〜I-9)

着手Top5のトレーサビリティ

1
会計の自動仕訳
AI=変換・科目下書き/確定=経理
着手する施策
会計の自動仕訳
← 出ている課題(As-Is)
I-8会計はすべて手取込・手集計。AO売上・銀行明細・経費 → MF会計へ手インポート(API未連携)
← 発生している現行業務
G 会計AO売上/請求データのMF会計連携(手インポート)
関与システム: AO → MF会計
G 会計銀行入出金のMF会計手インポート(りそな等)
関与システム: 銀行 → MF会計
G 会計経費精算のMF会計連携(バクラク集計)
関与システム: バクラク → MF会計
効果: 月次の手取込・手集計がなくなる。会計ソフト(MF)は新システム後も使い続けるため、効果が長く続く。
2
取引先・顧客リストの名寄せ統合
AI=名寄せ・突合/確定=営業事務・経理
着手する施策
取引先・顧客リストの名寄せ統合
← 出ている課題(As-Is)
I-3取引条件変更 → 得意先マスタ(版が7世代残存・正本不明)
I-4顧客接点 → 顧客情報(JOOR+AO+Excelで重複管理・CRM未導入)
← 発生している現行業務
F マスタ管理得意先マスタの整備・更新(130列超)
関与システム: AO / Excel
F マスタ管理海外バイヤー名寄せ(BUYER_INFO 約90社)
関与システム: Excel / JOOR / AO
J リテール顧客情報の管理(CRM未導入・スプレッドシート)
関与システム: JOOR / AO / Excel
効果: 重複台帳をAIで突合し正本を1本化。新システム移行の前準備になるので、アラジン導入時も無駄にならない。
3
売上・在庫の集計自動化
AI=集計・貼付/確定=MD
着手する施策
売上・在庫の集計自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-5AO実績 → 手作業BI集計簿(週次更新・属人化/19,319行×215列)
I-3各SのAO/POS/EC在庫を手貼付 → 消化率・在庫上代(4コピー並存)
← 発生している現行業務
C 販売分析Season sales review(AO実績を手取込・週次BI集計)
関与システム: AO / Excel
C 販売分析VOL別在庫上代・消化シミュレーション(19タブ・4コピー並存)
関与システム: AO / スマレジ / Shopify
効果: 毎週手作業でExcelに貼っている集計を自動化。属人化と4重管理を解消する。
4
ラインシート → 商品登録の自動変換+エラー事前チェック
AI=変換・事前チェック/確定=MD・生産
着手する施策
ラインシート → 商品登録の自動変換+エラー事前チェック
← 出ている課題(As-Is)
I-2ラインシート → 手動変換 → AO商品マスタ(GROUP MAP変更が最大11箇所へ波及)
I-7ラインシート → AO商品登録(毎シーズン登録エラー常態化)
← 発生している現行業務
B 発注・生産ラインシート → AO取込フォーマット変換・商品登録
関与システム: Excel(LINESHEET) / AO
F マスタ管理商品マスタ登録・エラー修正(HIN)
関与システム: AO
効果: 毎シーズン常態化している登録エラーを、登録前に潰す。転記の波及ミスも防ぐ。
5
入荷・出荷データの取込前チェック
AI=取込前検知/確定=物流
着手する施策
入荷・出荷データの取込前チェック
← 出ている課題(As-Is)
I-1WMS入庫CSV → AO在庫(分納を全入荷と誤認するエラー多発)
I-7在庫差異 → 調査記録(盗難可能性の指摘あり)
← 発生している現行業務
C 入荷WMS入荷データのAO取込(NOHSK/入荷CSV)
関与システム: ロジザード / AO
D 出荷出荷確定・出荷実績のAO取込(SHK/SNK CSV)
関与システム: ロジザード / AO
C 受入検証未受入・積送在庫の調査(滞留・欠落の原因究明)
関与システム: AO / ロジザード
効果: 「分納を全入荷と誤認」する多発エラーを取込前に検知。在庫差異(盗難疑いに発展した件)の早期発見につながる。

その他のAI単独着手候補(No.6〜22)

出典: 業務ヒアリングFORM(CFCL記入・全11部門)で「AIで自動化」フラグが付いた業務を、新機能一覧(To-Be)の課題マップ(I-1〜I-9)に紐付けて整理したものです。いずれもアラジン(AO)本体には手を入れず、Excel/CSV/メールの層で完結し、AIは変換・チェック・下書きまで、最終確定は人が行う前提です。
6
指示書(TECH PACK)の自動生成
AI=下書き生成/確定=企画・生産
着手する施策
指示書(TECH PACK)の自動生成
← 出ている課題(As-Is)
I-2マスタの二重管理(GROUP MAP原本を全下流へ手動転記/1変更が最大11箇所へ波及)
← 発生している現行業務
Design 企画7.0 TECH PACK(指示書)作成
関与システム: GROUP MAP / FUKU296 / Excel
効果: 商品マスタ(GROUP MAP)から指示書を自動下書きし、手動転記の波及ミスを減らす。
7
ケアガイド(CARE GUIDE)の自動生成
AI=下書き生成/確定=生産
着手する施策
ケアガイド(CARE GUIDE)の自動生成
← 出ている課題(As-Is)
I-2マスタの二重管理(商品情報を各帳票へ人手で転記)
← 発生している現行業務
Production 生産CAREGUIDE(洗濯表示・取扱説明)の作成
関与システム: 商品マスタ / Excel
効果: 商品マスタからケアガイドを自動下書きし、都度の手作成をなくす。
8
EC商品説明文の自動生成
AI=下書き生成/確定=PR・EC
着手する施策
EC商品説明文の自動生成
← 出ている課題(As-Is)
I-2マスタの二重管理(商品マスタから説明文を人手で作成・複数部門で重複)
← 発生している現行業務
PR・EC商品説明作成 / EC用商品説明
関与システム: 商品マスタ / EC(Shopify)
効果: 商品マスタから説明文を自動下書き。PRとECで重複していた作成作業を1本化できる。
9
工場MAP(FACTORY MAP)の自動作成
AI=配置下書き/確定=企画
着手する施策
工場MAP(FACTORY MAP)の自動作成
← 出ている課題(As-Is)
I-6マクロ/旧形式依存(脆い手組みツール・手作業での資料作成に依存)
← 発生している現行業務
Design 企画10.0 FACTORY MAP 作成
関与システム: Procreate出力 / Excel
効果: Procreate等の出力データを自動配置して工場MAPを下書き。手作業のレイアウトを省く。
10
受注データの自動突合(JOOR ⇔ AO ⇔ OC)
AI=突合・差異検知/確定=物流
着手する施策
受注データの自動突合(JOOR ⇔ AO ⇔ OC)
← 出ている課題(As-Is)
I-3帳票の重複・版乱立(受注一括取込フォーマットが未統一・Wチェックを手作業)
← 発生している現行業務
Logistics 物流受注データWチェック(国内卸/海外卸)
関与システム: JOOR / AO / OC
効果: 得意先別に数量・金額の一致をAIが自動確認。手作業のダブルチェックを置き換える。
11
残指示・遅延リストの自動作成
AI=抽出・下書き/確定=物流
着手する施策
残指示・遅延リストの自動作成
← 出ている課題(As-Is)
I-1システム間の手動連携(倉庫WMSとAOをCSV手取込・手集計で接続)
← 発生している現行業務
Logistics 物流残指示リスト作成 / 遅延リスト作成と共有
関与システム: ロジザード(LZ) / AO / Excel
効果: 倉庫データから未入庫・入庫予定をAIが抽出しリスト化。手集計と共有の手間を減らす。
12
生産ライン計画・キャパ試算の下書き
AI=試算・異常検知/確定=工場
着手する施策
生産ライン計画・キャパ試算の下書き
← 出ている課題(As-Is)
I-6マクロ/旧形式依存(見積・計画を脆いExcel手組みツールで作成)
← 発生している現行業務
Factory 工場ライン計画作成・生産キャパ試算 / 原料投入日・編立開始日設定
関与システム: 受注明細 / Factoryライン表 / Excel
効果: 受注明細からキャパ試算を自動下書きし、オーダー過不足・異常値を検知する(生産進捗の詳細管理は要確認)。
13
生産遅延の異常値レポート自動作成
AI=検知・下書き/確定=工場・生産
着手する施策
生産遅延の異常値レポート自動作成
← 出ている課題(As-Is)
I-7データ品質・障害の未解決(遅延・異常の検知が人手で後手に回る)
← 発生している現行業務
Factory 工場遅延発生時の異常値報告
関与システム: Factoryライン表 / Excel
効果: 生産の遅れをAIが自動検知してレポート化。異常の発見が早まる。
14
制服振り分け・特別出荷の自動化
AI=振り分け下書き/確定=物流
着手する施策
制服振り分け・特別出荷の自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-1システム間の手動連携(人事異動・特別出荷の割り当てを手作業で実施)
← 発生している現行業務
Logistics 物流人事異動による制服振り分け / Personal order for Paris出荷
関与システム: 異動データ / Excel
効果: 異動データから制服の再振り分けをAIが下書き。都度の手作業割り当てを減らす。
15
輸出入書類(CARNET/INVOICE/EPA等)の自動作成
AI=書類下書き/確定=物流・企画
着手する施策
輸出入書類(CARNET/INVOICE/EPA等)の自動作成
← 出ている課題(As-Is)
I-3帳票の重複・版乱立(書類フォーマットが未統一・都度手作成)
← 発生している現行業務
Design・Logistics22.0 CARNET/INVOICE / EPA申請 / CPTPP対応 / 再輸入免税
関与システム: AO / Excel
効果: delivery順データから輸出入書類をAIが自動下書き。書類作成の手作業を減らす(詳細な進捗管理は要確認)。
16
入金確認・売上申請の自動化
AI=突合・下書き/確定=物流・経理
着手する施策
入金確認・売上申請の自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-8会計・経費の手インポート(入金突合・売上申請を月次で手作業)
← 発生している現行業務
Logistics 物流入金管理(国内卸) / 海外卸売上申請速報 / 入金確認 / 国内卸売上申請
関与システム: AO / 銀行 / Excel
効果: 入金と請求の突合、売上申請の下書きをAIが行う。Top5「会計の自動仕訳」と対になり手集計を減らす。
17
在庫消化・上代シミュレーションの自動化
AI=試算下書き/確定=MD
着手する施策
在庫消化・上代シミュレーションの自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-6マクロ/旧形式依存(見積FM=.xlsm・3,483列 等の脆い手組みツールに依存)
← 発生している現行業務
MD在庫消化シミュレーション / 上代確定のためのシミュレーション
関与システム: Excel(見積FM系)/ AO実績
効果: データから消化・上代の試算をAIが下書き。3,483列規模の重いExcelマクロ作業を軽くする。
18
国際プライシング・原価率集計の自動化
AI=集計・比較下書き/確定=海外・生産
着手する施策
国際プライシング・原価率集計の自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-6マクロ/旧形式依存(価格・原価率の集計を手組みツールで作成)
← 発生している現行業務
International・ProductionInternational Pricing / 原価率集計表
関与システム: Excel / AO
効果: 為替・掛け率をふまえた価格と原価率の集計・比較をAIが下書き。手集計の負担を減らす。
19
下げ札読み替え・価格改定の自動化
AI=突合・下書き/確定=物流・小売
着手する施策
下げ札読み替え・価格改定の自動化
← 出ている課題(As-Is)
I-3帳票の重複・版乱立(卸先下げ札とCFCL下げ札の対応表を手作業で整備)
← 発生している現行業務
Logistics 物流下げ札読み替え表作成 / 価格改定
関与システム: Excel / AO
効果: 卸先下げ札とCFCL下げ札の整合をAIが自動化。価格改定の反映漏れを防ぐ。
20
アンケート・問い合わせ・客注の自動集約
AI=集計・分類下書き/確定=小売
着手する施策
アンケート・問い合わせ・客注の自動集約
← 出ている課題(As-Is)
I-4帳票の所有者が曖昧(顧客接点の情報が部門ごとに分散・オーナー未定義)
← 発生している現行業務
Retail 小売購入後アンケート / 問い合わせ一覧・EC返金返品 / Wholesale客注申込フォーム
関与システム: フォーム / Excel
効果: 回答・問い合わせ・客注をAIが自動集計・分類。手集計と転記の手間を減らす。
21
店頭 顧客情報のDB化・二重入力削減
AI=名寄せ・入力補助/確定=店舗
着手する施策
店頭 顧客情報のDB化・二重入力削減
← 出ている課題(As-Is)
I-4帳票の所有者が曖昧(顧客情報がJOOR+AO+Excelで重複・CRM未導入)
← 発生している現行業務
Store 店舗顧客情報入力
関与システム: スマレジ / Excel
効果: 店頭の顧客入力をAIが名寄せ・補助し、二重入力を削減。Top5「名寄せ統合」の店頭側を補完する。
22
会議議事録・定例レポートの自動作成
AI=下書き生成/確定=各部門
着手する施策
会議議事録・定例レポートの自動作成
← 出ている課題(As-Is)
I-9属人化・人の運用課題(議事録・定例レポート・スケジュールの手作業作成が個人依存)
← 発生している現行業務
Production・PR・Creative各定例の議事録 / Sales Report / ニュースレター / Task・Call Sheets
関与システム: Excel / 各種ドキュメント
効果: 議事録・定例レポート・スケジュールをAIが自動下書き。属人化した文書作成の負担を減らす。
※ 本表は設計成果物(v0.3/v0.4)ベースの洗い出しです。No.1〜5は先に整理した着手Top5と同一内容、No.6〜22は業務ヒアリングFORMで「AIで自動化」フラグが付いた業務を課題マップに紐付けたものです(No.6以降は優先順位ではなく列挙)。実データ(ラインシート・売上実績等)は未確認のため、効果はすべて概算・推定です。
※ 課題番号 I-1〜I-9 は現行業務一覧(As-Is)で定義したもの。I-9 は「属人化・追加ヒアリングを要する人の運用課題」です。※要確認・仮置きの業務は効果欄にその旨を明記しています。
※ AIは「変換・チェック・下書き」までを担い、最終確定は人が行う前提です。アラジン本体には手を入れず、Excel/CSV/メールの層だけで完結するため、将来アラジンが替わっても作り直しは不要です。