勤怠管理システム 設計資料

マネーフォワード クラウド勤怠(通常版)× Slack打刻 による勤怠管理の導入設計

合同会社MNML(約30名)/作成日 2026-07-15/対象:経営者向け説明資料
毎日の出退勤の記録(打刻)を Slackのひとことコマンド で行い、労働時間・残業・休日割増の計算を マネーフォワード クラウド勤怠(以下「MF勤怠」)が自動で行う仕組みを導入します。 ねらいは 「運用の手間を最小に、操作を簡単に、集計を正確に」。 Slackを主軸にしつつ、Slackを使えない場面は ブラウザ打刻 で確実に補います。 本資料は「業務要件」「システム要件」「業務フロー図」の3部構成です。

1業務要件

目的

勤怠管理にかかる 運用負荷を下げ、簡単な操作で正確な勤怠を集める こと。 具体的には ①打刻を数秒で終える ②月末の集計・給与連携を自動化する ③打刻の修正を本人が簡単に行える、の3点を実現します。

対象

全社 約30名。働き方による区分は設けず、全員同じ打刻方法(Slack打刻を主軸、ブラウザ打刻を予備)とします。内勤・店舗・外出・リモートいずれも操作は共通です。

打刻業務パターン一覧

日常で起こりうる打刻の場面を、すべて洗い出して整理します。全員同じ打刻方法(働き方による区分は設けない)とします。

# パターン 内容 打刻・対応方法
1 通常の出退勤 1日の基本となる 4つの打刻:出勤・退勤・休憩開始・休憩終了。MF勤怠が労働時間を自動集計。
Slack打刻(主):
/mf-kintai-clock-in(出勤)
/mf-kintai-clock-out(退勤)
/mf-kintai-start-break(休憩開始)
/mf-kintai-end-break(休憩終了)
操作に迷ったら /mf-kintai-help
2 休日出勤 法定休日・所定休日(会社が定めた休み)に出勤した場合。打刻の操作は通常と同じで、休日割増はMF勤怠が自動計算する。 当日は通常どおりSlack/ブラウザで打刻するだけ。
3 打刻修正 打刻忘れ・押し間違いを直す。 本人がMF勤怠のWeb画面から 「打刻修正申請」 を行う。
4 障害時のフォールバック Slackが障害で使えないとき。(フォールバック=代替の逃げ道) MF勤怠のブラウザ画面から打刻する。打刻手段が二重にあるため止まらない。
申請・承認プロセスは今回のスコープ外です。 休日出勤・打刻修正の「申請・承認」は、誰がどう回すかの業務ルールであり、Slack打刻の導入有無で変わらないため、本資料では打刻操作のみを対象とします。

管理者の業務

頻度やること
月次月末の締め処理 → MFクラウド給与へワンクリック連携。

※ 打刻修正・休日出勤の申請承認は業務ルール側の話題のため、本資料(打刻操作の設計)では扱いません。

2システム要件

構成要素

要素役割
MFクラウド勤怠(通常版)打刻の受け皿。労働時間・残業・深夜・休日割増・有給付与を自動集計する中核。
Slackワークスペース打刻の入口。コマンドで出退勤・休憩を記録する(1事業所=1ワークスペース)。
MFクラウド給与締めた勤怠データを受け取り、給与計算を行う(ワンクリック連携)。
各自のPC/スマホのブラウザ専用アプリは不要。ブラウザで打刻・修正申請ができる(Slackの代替経路)。

連携(システム同士のつながり)

初期設定要件(導入時に一度だけ行う)

担当設定内容
管理者 ① Slack打刻を有効化する ② 従業員(約30名)を登録する ③ ブラウザ打刻を予備手段として有効化する
各メンバー MF勤怠のIDとSlackアカウントを紐付ける(1回だけ)。以降は毎日コマンドを打つだけ。

制約・前提(正しく運用するための注意点)

3システムを利用する業務フロー図

縦の列(スイムレーン)は「誰が動くか」を表します。時間は上から下へ流れます。四角は作業、矢印は流れの向きです。

作業(処理) 流れの向き
図A日次の打刻フロー
従業員 Slack MF勤怠 出勤打刻 clock-in 休憩 開始 / 終了 退勤打刻 clock-out Slackが打刻 コマンドを送信 (一方向) 出勤を記録 休憩を記録 退勤を記録 労働時間を 自動集計

列が担当、時間は上から下へ流れます。出勤 → 休憩(開始・終了)→ 退勤 の順に、従業員がSlackコマンドを打つたびにMF勤怠へ記録されます。 Slackを使わない場合(障害時など)はブラウザ打刻でも同じ結果になります。

図B打刻修正フロー
従業員 MF勤怠 Web画面 打刻忘れ・ ミスに気づく 修正申請を 入力 申請を受付 修正を反映

打刻忘れ・押し間違いは、本人がMF勤怠のWeb画面から「修正申請」を行い、MF勤怠に反映されます。 なお 申請の承認プロセスは本資料のスコープ外(打刻操作のみを対象)です。

図C休日出勤フロー
従業員 MF勤怠 当日 出勤・ 退勤を打刻 打刻を記録 休日割増を 自動計算

休日出勤も 打刻の操作は通常と同じ。当日そのまま打刻すれば、MF勤怠が休日割増を自動計算します(法定休日・所定休日いずれも同じ)。 事前の申請・承認は業務ルール側の話題で、本資料のスコープ外です。

図D月次締め 〜 給与連携フロー
管理者 MF勤怠 MF給与 月末に勤怠を締め 打刻漏れの最終確認 給与へ ワンクリック連携 勤怠データを確定 確定データを 給与へ渡す 給与計算に反映 締め完了 ワンクリック

月末に打刻漏れを最終確認して締めると勤怠が確定し、ワンクリック でMF給与へ引き渡され、給与計算に反映されます。 毎日の打刻が正確なら、月次の手間はほぼこれだけです。