MNML運用の解像度 — Slack / Issue / 朝会
Issue #543 / 2026-07-02 chief M層 作成 — CEO向け 全体像整理
🎯 あるべき姿
「実質課題 0件」を基本状態にする。
Slackで議論、Issueで作業発注、朝会でループを回す。ノイズはフィルタで自動除外。残った実課題は昨日→今日で必ず進捗させる。
📖 目次
- 1. Slackの使い方(議論のSoT)
- 2. Issueの管理方法(作業のSoT)
- 3. 朝会業務(日次の同期ループ)
- 4. 各M層の関わり
- 5. 現状の指標
- 6. あるべき姿との乖離と改善案
- 7. 次のアクション
1. Slackの使い方(議論のSoT)
1.1 役割
Slack は議論のSoT(Source of Truth)。要件確定前の対話はすべてここで完結する。要件が確定したら GitHub Issue に転記される(=作業発注書)。
つまり Slack = 議論、GitHub Issue = 発注、GitHub コード = 実装。3つでロールが分かれる。
1.2 主要チャンネル
| チャンネル | 用途 |
#mnml-agents(agent_channels) | M層とCEOの主対話、全M層共有の告知・配送 |
#news-reminder | スケジューラのジョブ通知、失敗アラート |
| DM/個別スレッド | 特定M層との深掘り議論 |
1.3 対話の入口ロジック(bot.py)
CEO発言
Slackで発言(メンションあり/なしどちらも受ける)
↓
IF層
Claude CLI が発言を分類。ドメイン明確なら M層、曖昧なら参謀へ
↓
M層
担当M層の常駐セッションが受ける。参謀は横断案件をREROUTE分配
↓
対話
要件が確定するまでスレッド内で往復(複数回OK)
↓
Issue化
M層が GitHub Issue を起票 → 作業モードへ
1.4 発言→スレッドの原則
- 1トピック = 1スレッド。新しい話題は新スレッドで(コンテキスト混線防止)
- 各スレッドは自動で「進捗Issue」(
[progress] thread:XXX)と紐付き、履歴が集約される
- CEOが「クローズ」と言えばスレッド終了 → 紐づくIssueも自動close
2. Issueの管理方法(作業のSoT)
2.1 起票先リポ(14リポ)
| 案件 | 起票先 |
| mnml-agents 基盤改善 | MNML-LLC/mnml-agents(platform 担当) |
| 横断調査・要件未確定 | MNML-LLC/issues(参謀 担当) |
| 会計・法務・調達 | mnml-tools |
| コンサル案件 | consulting, cdp-dashboard, floor2d3d |
| イベント精算 | the-botch |
| シフト管理 | shift-scheduler-ai, shift-scheduler-ai-liff |
| コーポサイト / イベント告知 / SNS / Spotify / 予測市場 | それぞれ専用リポ |
2.2 Issue テンプレ(起票時の必須項目)
## 経緯 — Slack thread の議論サマリ
## 要件 — 確定した実装内容(箇条書き)
## 受け入れ条件 — Done の定義(チェックリスト)
## メタデータ — 依頼者・M層・Slack thread URL
@claude — 末尾に付ける(ベンダー起動トリガー)
2.3 ラベル運用
| ラベル | 効果・意味 |
auto-merge | CI通過後に自動 squash merge + Issue auto-close(軽微変更用) |
gap:* | 失敗・部分完了で close する時のギャップ分類(13カテゴリ)。頻出カテゴリを基盤改善に活用 |
| ラベルなし | ベンダー(Web Claude) が PR を作成、M層 / CEO レビュー後にマージ |
2.4 Issueライフサイクル
起票
M層がSlack議論を元にIssue起票(@claude付き)
↓
実装
claude-code-action がリポで実装 → branch → commit → push(数十秒〜数分)
↓
PR
workflow が gh pr create で PR 自動作成
↓
レビュー
auto-mergeあり→CI通過後 自動merge / なし→M層レビュー→CEO承認→merge
↓
クローズ
merge時に Issue 自動close、Slackに完了通知
2.5 3種類のIssueが混在している(今の課題)
📌 問題: 種類が混ざり、実課題を見つけるのに毎回目視filter が必要。ラベル運用や自動filterで実質数だけ見えるようにすべき。
3. 朝会業務(日次の同期ループ)
09:00
bot/scheduler.py が「朝会 YYYY-MM-DD」Issue を作成
↓
Webhook
GitHub webhook が全11 M層に配送
↓
各M層
5節(進捗 / 課題 / 乖離 / 予定 / 相談)でIssueにコメント
↓
↓
参謀集約
サマリ + 今日の指示 + 課題 + 乖離 + CEO確認 を作成 → Issue投稿 → 自動クローズ
↓
配送
P0/P1のみ抜き出して該当M層にSlack+セッションで再送
↓
CEO
Slackにリンクだけ届く(能動的に開かないと中身見えない)
4. 各M層の関わり
| M層 | Slack | Issue | 朝会 |
| 参謀(chief) | 横断メンションを受ける、REROUTE分配 | info-mnml/issues に横断課題起票 | 集約役、今日の指示を組む |
| platform | 基盤改善の依頼受付 | mnml-agents に起票 | 基盤の進捗報告 |
| ba | 経理・法務・調達の受付 | mnml-tools に起票 | 月次業務の遅延検知 |
| consulting | コンサル案件受付 | consulting系リポに起票 | 顧客案件の稼働報告 |
| thebotch / shift / web / events / sns / spotify / trading | 各ドメインの受付 | 専用リポに起票 | 自ドメイン状況報告 |
| CEO | 発言・判断・軌道修正 | 基本レビューと承認 | Slackで結果受取、軌道修正 |
5. 現状の指標(今朝時点)
6. あるべき姿との乖離と改善案
6.1 乖離(発見した課題)
| 課題 | 現状 | あるべき姿 |
| Issueの種類混在(フィルタ不足) | progress 38件 + 実課題 22件が同じリストに | ラベル運用または自動filterで「実質課題X件」だけ見える |
| Slack議論の消失リスク | スレッドが長く追跡困難、Issue化されずに終わる議論も | 議論 → 要件確定 → 必ずIssue化 のルールが機械的に効く |
| 「あるべき姿」の主観差 | 各M層が自由記述、集約時ブレる | 各M層のCLAUDE.mdに定量指標を固定、比較可能に |
| 昨日の指示追跡なし | P0/P1が翌日どうなったか見えない | 集約時「昨日のP0/P1が消えたか」を必ず提示 |
| P2/P3の事実上放置 | 配送はP0/P1のみ、中長期改善が積み残される | P2/P3もIssue化して長期消化トラッキング |
| CEOへのプッシュ弱い | Slackにリンクだけ、能動的に開かないと見えない | 要約 + CEO確認事項を Slack 本文に直接表示 |
| Issueの起票先の判断が経験依存 | M層ごとに14リポの担当を暗黙的に理解 | 起票先判断表がCLAUDE.mdやbotから自動提示される |
| 土日運用 | 365日起動、週末に無駄 | 営業日のみ起動、休日スキップ |
| 数値化・トレンドなし | 前日比・週次推移が可視化されていない | 「実課題X件(前日比±Y)」を集約冒頭に表示 |
6.2 改善案(優先度つき)
| 優先度 |
改善案 |
内容 |
効果 |
| P1 |
Issueフィルタ整備 |
webhook側で [progress] タイトルを除外、または progress/work ラベル運用に変える |
実質課題のみ見える、指標が意味を持つ |
| P1 |
昨日の指示追跡 |
参謀集約時、前日 Issue を必ず読み昨日 P0/P1 の状態(完了/継続/停滞)を提示 |
停滞を早期検知、「言いっぱなし」防止 |
| P1 |
あるべき姿の指標化 |
各M層のCLAUDE.mdに定量指標を追加(BA=経費滞留0件 / consulting=Issue週次消化率100%) |
主観から数値へ、集約でブレない |
| P1 |
議論→Issue化の未完了検知 |
スレッドが要件確定したのにIssue化されずに放置された場合を検知して警告 |
SlackとIssueの断絶を防ぐ |
| P2 |
週次サマリ追加 |
月曜だけ「先週トレンド」の集約を追加、件数の週次推移を表示 |
単日視点から週次視点へ |
| P2 |
土日スキップ |
scheduler.py に weekday 判定を追加、土日は Issue 作成しない |
無駄な起動を減らす |
| P2 |
Slack表示改善 |
Slack本文に「実課題X件(前日比±Y)/ CEO確認Z件」を直接表示 |
Slack見ただけで状態把握可能 |
| P2 |
起票先自動提示 |
CEO発言から起票先候補を bot 側で提示(案件ドメイン→リポマップ) |
M層の判断ブレを減らす |
| P3 |
P2/P3のIssue化・長期追跡 |
参謀集約で出たP2/P3を横断課題管理Issueとして自動起票 |
中長期改善が積み残されず消化 |
| P3 |
朝会ダッシュボードHTML |
集約結果を HTML 化して Cloudflare Pages にデプロイ、履歴閲覧可能 |
可視性向上、履歴閲覧 |
7. 次のアクション(判断ください)
推奨: P1(4件)を今日中に Issue 起票 → platform + ベンダー発注 → 数日で朝会・Issue管理の見え方が変わる。
- A(推奨): P1の4件を今日中にIssue起票 → platform + ベンダー発注
- B: P1 + P2を全部Issue起票、優先度はplatform側で判断
- C: 特定の1件だけ先行実装(どれか指定)
- D: 更に深掘り(追加観点があれば指示ください)