※ 敬称・お名前・日付は、送付前にご確認・ご修正ください。
【別紙】当日ご説明した資料は、本議事録とあわせて別紙として添付します。
1. プロジェクトの目的と体制
- 目的は「業務の改善(品質の向上・効率化)」。社内に散らばったデータの一元化・システム統合は、目的そのものではなく、それを実現するための手段・結果と位置づける。
- 体制の区分け:「Loop」(長期的な業務改善・データ/システムの統合)と、「AIでのQuickWin」(短期的に部門ごとの最適で成果を出す)に分ける。
- まずは「AIでのQuickWin」で実績を作る。内山はこちらで、要件の検討から実装まで担う。「Loop」への参画の仕方は、別途相談とする。
- ただし「AIでのQuickWin」は中原さん側も一部を実行しているため、棲み分けをどうするかは今後の議論とする。
2. 決定事項
① 共通認識(背景):現場の労働負荷が高く、その削減が最重要テーマである。
② クイックウィンは絞る:対象を広げず、まず1つを確実に成功させる。
③ 効率化を優先:可視化・分析よりも、現場の業務効率化を優先する。
④ 攻め優先・活用の促進:進め方は「攻め(活用優先)」とし、決めることは最低限にする。守るだけでなく、現場のAI活用を積極的に促進することが目的。(例:AIを使うとreward(インセンティブ)が得られる、といった施策も検討されていた)
⑤ 目指す状態:利用者は自由に使えていると感じつつ、実際には見えない境界線が引かれている——そうした状態を実現する。
⑥ 内山は実装まで担う:要件の検討だけでなく、実装までMNMLが実施する。
⑦ 役割分担:改善候補のロングリスト化はCFCLが行い、「実際にAIで解消すべきか」の優先順位づけにはMNMLも入る。
3. ガバナンスの考え方
現場が「ガバナンスを意識しなくてよい状態」を、環境設定の側で作る。
- 一例:パスワードの設定、AIがアクセスできない領域を設けること。
- 個々人のリテラシーに依存させず、仕組み(環境)で守る。これにより現場は自由に使える。
4. ネクストアクション
① 契約内容の検討・案件の選定(CFCL):適切な案件を1つ選ぶ。
② NDAの締結(CFCL)
③ 資料閲覧の環境整備(CFCL):内山がCFCLの資料を閲覧できる状態にする。
④ 業務スコープの整理(CFCL):中原さん側との棲み分けを整理する。スコープのコントロールはPMが検討する。
⑤ 一覧の連携(CFCL):要望・課題の一覧を共有する。
5. 補足(初弾の候補)
- 初弾の候補:PR業務の改善/EC売上分析/人事評価の効率化。加えて、企画・生産まわりのルーチン業務(仕様書・ラインシート作成の打ち直し等)の自動化も候補として挙がった。
- 分析系を後回しにする理由:まず現場の負荷削減が最優先。ツールはあっても活用しきれていない面がある。
6. 挙がった懸念と、それに対する考え方
- 「何でもAI」ではない(Excel運用の見直しで足りることも)
→ 手段をAIに限定しない。最適な手段を選び、AIが最も効く領域だけをAI化する。
- 業務理解がないと適用は事故る(アパレル特有・取引先が絡む業務は特に)
→ 業務を理解した方(中原さん等)と一緒に「本当にAIが適切か」を見極めてから着手する。コンサルの勘所(時間・コスト・ユーザーへの影響)は業種を越えて共通なので、そこは押さえる。
- 薄く広くやらない(工数にぶつかる)
→ 初弾は1つに絞り、確実に成功させてから広げる。
- 中原さん側との業務の被り(棲み分けが曖昧だと混乱・空回り)
→ 早期に棲み分けを整理する(ネクストアクション④)。スコープのコントロールはPMが検討する。
- リスクのバランス(クリティカルは絶対避ける/縛りすぎも避ける)
→ クリティカルなリスクは環境(仕組み)で防ぎ、それ以外は攻めで動く。ルールは最低限にする。
- ルールの運用・管理コスト(ルールを増やすほど管理する担当が必要になる)
→ 現場が意識しなくてよい環境設定(パスワード・アクセス制御)で守り、管理の手間を最小化する。
- AIは毎回同じ結果を保証しない
→ 常に同じ結果が必要な定型業務は、プログラム化して実装する。
- 品質の最終チェックは人間(怠ると品質事故)
→ 人が最終確認する仕組みを必ず入れる。
- 過度な依存で人の成長が停滞
→ 人が育つ形での活用を意識する。
報酬・契約条件については別途協議とする。